今日は皆様を夢の世界へお連れしたいと思います。
友人のレジーヌはまるで魔法使い。
古いもの、とりわけ白い布、レース、刺繍に魅せられて、インテリア雑誌にも取り上げられるおとぎの世界を自宅で再現しています。
私が幸運にも彼女に出会うことができたのは、フランジュールでお勤めしていたおかげです。
フランジュールは当時から南仏の暮らしを伝えることをキーワードにしていたため、私を南仏研修へと送りだしてくれました。
当時、総代理店を任されていたインテリア、フレグランスブランドの「コテ・バスティド」で本場の空気や接客、もちろん商品知識を深めることが目的でした。
このメゾンを生み出した背景を体感することが大切な役割だと理解して向かったことをよく覚えています。
ルールマランは昔も今もリュベロン山脈麓に点在する村の中で、いちばんシックな村です。
ここで過ごしたひと夏は、今振り返ると私のその後の人生に夢色の花を咲かせる種を蒔いてくれていました。
レジーヌは当時、ルールマランでアンティークの布ものを扱うお店を開いていて、私はふらりと立ち寄った通りすがりの客のひとりでした。
この出会いから現在までを全て語ると時間が足りませんので、少しずつお話ししたいと思います。
今日は、私が今お世話になっている、エクスから車で20分ほどの彼女の自宅の様子をお届けいたします。
まず一階のお写真をご覧くださいね。
そして二階にはアトリエがあります。
皆様のため息が私にも聞こえてきます!
もっともっと知りたい方はフランジュールへお出かけくださいませ!
リタイアした後、深い信頼関係を築いているフランジュールのためだけにレジーヌは貴重な白い手仕事を届け続けています。
そうなんです。私がレジーヌに出会ったあと数年を経て、フランジュールはレジーヌのブランド「クジーヌデリラ」の商品を取り扱うようになりました。
数年前にフランジュールのオーナー、木崎清美さんがルールマラン時代のお家に行かれた模様も以下のリンクからご覧いただけます。
次回はその景色を眺めているだけで、心が満たされるお庭の様子をお届けいたします。
Bonne journée et à très bientôt !
YOKO