いつもフランジュールをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
2月の各店舗の休業日をお知らせいたします。
銀座店:2月20日(月)
大阪店:2月20日(月)
神戸本店は、全館リニューアル工事のため、下記の期間休業いたします。
休業期間:2月1日(水)から3月31日(金)
1・2Fリニューアルオープン予定:4月1日(土)
どうぞよろしくお願いいたします。
いつもフランジュールをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
2月の各店舗の休業日をお知らせいたします。
銀座店:2月20日(月)
大阪店:2月20日(月)
神戸本店は、全館リニューアル工事のため、下記の期間休業いたします。
休業期間:2月1日(水)から3月31日(金)
1・2Fリニューアルオープン予定:4月1日(土)
どうぞよろしくお願いいたします。
いつもフランジュールをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
年末年始期間中のご案内をいたします。
—— 年末年始休暇 ———————————————
■神戸店 12月28日(水)~2023年1月3日(火)
■大阪店 12月31日(土)~2023年1月1日(日)
■銀座店 2023年1月1日(日)
– 営業時間 –
12月31日(土) 11:00~18:00
1月1日(日) 休館日
1月2日(月) 10:00~20:00
1月3日(火) 11:00~21:00
1月4日(水) 通常営業
*階数によって営業時間は異なります
詳細は下記のURLをクリックしてください。
https://ginza.tokyu-plaza.com/
■Webショップ 12月28日(水)~2023年1月4日(水)まで年末年始休暇となります。
※ ご注文は随時受け付けておりますが、お問い合わせのお返事 及び 商品の発送は、1月5日以降順次対応致します。何卒ご了承下さい。
12月25日(日)までのご注文は基本的には年内発送といたしますが、注文の混雑状況や在庫状況によっては来年の発送となる場合がございます。その場合は、ご注文後に改めてご連絡いたします。ご了承くださいませ。
《年末年始休業前の発送商品について》
年末年始休業期間中は交通事情等の理由で、宅配便配達が遅延する可能性がございます。
予めご了承下さいませ。
—— オーダー刺繍の年末年始発送について —————————
オンラインショップの年末年始休暇にともない誠に勝手ながらオーダー刺繍商品の発送時期が変更されます。
12月22日(木)15:00までにオーダーされた方は年内の発送が可能です。
それ以降のオーダーは年明け1月11日(水)以降の発送となります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
FRANCJOURオーダー刺繍はこちらから
https://www.francjour.com/shisyu.html
11/9(水)〜29(火) 西宮阪急(1Fタオル売り場)にPOPUP出店いたします。
フランジュール定番のタオルやフレグランス類をお持ちします。
また、スミレ刺繍のミニハンカチのブラン(白)を先行販売いたします。
ぜひご来店ください。
いつもフランジュールをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
日頃の感謝を込めて、期間中5,500円以上お買い上げの方に、フランジュールオリジナル ピマコットンミニタオル31色の中からお好きなお色1枚プレゼント。
期間 10月5日(水)~30日(日)
対象店舗:フランジュール神戸本店、銀座店、大阪店
(オンラインショップは対象外となります)
フランジュールのタオルはピマコットンを超甘撚りにした優しいタッチのエンジェル糸で織りあげたタオルです。
光沢が良く、いつまでも風合いが変わらない上質なタオルを、是非この機会にお試しください。
Bonjour les amis !
季節が移りゆく様子を肌で感じながら「またね、すぐに戻ってくるから」という言葉を色々な場面で口にしたり、心でつぶやきながら帰国いたしました。
今回の旅は最初にもお伝えした通り、これまで辿ってきたフランスとの関係を振り返りながら、これからを見つめる時間になりました。
私は、あまり過去を振り返ることなくこれまで暮らしてきましたが、コロナ禍で自分と向き合い、フランスと関わってきた20代前半からこれまでに思いを馳せる中で、私をフランスから離れられなくしたのは出逢いや別れを共にした人たちだと気づきました。
美しい街並みや素敵な観光名所、楽しいショッピングの時間などはどんなに頑張っても築いてきた友情に勝つことはできません。
そして、その大切な人たちと深いところでわかり合いたいという思いが、フランス語上達へのモチベーションだったことにも気がつきました。その国の言葉を抜きに文化を理解することは残念ながら困難なのです。
今回の旅でも新しい出会いがいくつかありました。
ふっと吹くと消えてしまいそうな儚い出会いもあれば、絶対に次回も会うね、と確信できるようなしっかりした出会いも。。。
大好きな国、フランスに暮らす人々を通してこれからも彼ら、彼女らが織り成す文化を感じ続けたいと思います。
そして、私ができる方法で精一杯皆様にお伝えできればこんなに嬉しいことはございません。
さて、今日の画像は、これまでのコラムで紹介できていないたくさんの画像から、いくつかのテーマに分けて掲載させていただいています。
・ヴィシーで出会った素敵な母娘が経営するお菓子屋さん
・ヴィシーの公園で出会った優雅な白鳥の動画
・パリのカルナヴァレ美術館と併設カフェ
・23歳、初めてのパリで最初に訪れた思い出深いヴォージュ広場、私のパリの原点。
来年の夏休みもプロヴァンスで数週間過ごすことが決まっています。
ありがたいことに友人たちに約束を強いられました!
その前後にアルザス?ロワール?など訪れたい場所をアレンジしてフランスの旅を続けます。
そうなんです!フランス人はすでに来年の夏の計画をヴァカンスが終わる頃にスタートして予約まで開始するのです!
最後になりましたが、フランス滞在のコラムを読んでくださった皆様に感謝いたします。
まだ一般的にはフランス行きが容易ではない状況の中で、すこしでもフランスの薫りや風を感じていただければ。。。という私の思いを受け止めてくださりありがとうございました。
フランス好きな皆様の次回の旅のヒントになれば嬉しいですし、旅行はなさらなくても私のコラムからフランスを感じていただけていたなら本望です。
これまでのコラムについてのご質問やフランス旅行のご相談などございましたら、何なりとお問合せくださいませ。
私のインスタグラムのDMやメールを通してご連絡ください。yokooceanne@gmail.com
生きている「今」に感謝して、歓びをを見出す暮らしができれば素敵ですね。
コラムは今後も頻度やテーマを変えて続く予定ですので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
それまで。。。ごきげんよう!
Bonne journée et à très bientôt !
YOKO
Bonjour les amis !
前回はレジーヌのお家の中をご紹介いたしました。
今日は、私が時間を忘れてリラックスさせてもらったお庭にお招きいたします。
この美しいお庭を整えるのは優しいご主人のジャン=クロード。
レジーヌと同じように今はリタイアして7人のお孫さんたちを預かったり、もちろん奥様のレジーヌと外出や旅行を楽しむゆったりした暮らしをしています。
このお家に引っ越すことを決めた一番の理由は、お家を守るように取り囲むお庭と背の高い木々だったとか。
そこに少しずつお気に入りの植物を増やし、プールを作り、小さな泉を設置したりして今の形に仕上げていったそうです。
なんと全てジャン=クロードが自分の手で行ったのですよ!
フランス人は大工仕事が大好きなので、お家だって建ててしまいます。実際にジャン=クロードはここに引っ越す前に3人のお子様達と暮らした家を自分で建てたのです!
これは我々日本人からすると考えられないことですね。
お庭には来客を温かく迎える意味の3本の糸杉、そしてイチジク、アプリコット、プラム、さくらんぼ、オリーブ、洋梨、レモン、くるみ、菩提樹、バラ、アーモンド…加えて数えきれない種類の花々。
木陰にはテーブルと椅子が用意されていて、私のように招かれた客は、お気に入りの場所を決めて自由にくつろげる配慮がなされています。
フランス人のおもてなしは決して飾り立てすぎることはせず、普段の暮らしにほんの少しだけ「よそゆき」の要素を加えて仕上げます。
招く人たちが自然体なので招かれた人はゆったりした空気感に包まれて、心からリラックスできます。そして、来客がくつろいでいる様子を見ることが何よりも嬉しいと言わんばかりにさりげない気遣いを繰り返してくれるのです。
レジーヌ宅で過ごした数日間、自分でもびっくりするくらいありのままの自分でいることができ、これまでより長い時間ご夫婦揃ってずっと一緒に過ごせたことで、友情もぐっと深めることできました。
もうすでに来年の日取りや予定まで打ち合わせしちゃいましたよ。
ジャン=クロードは生粋のプロヴァンス出身者なので、自分の土地を一人でも多くの人に紹介したいようです。
さて、フランジュールのオーナー、木崎清美さんはフランスの中でも南仏プロヴァンスの生活文化に深く魅せられた方です。
お仕事の関わりが長いレジーヌのこのお家に、数年前に訪問された時の様子が残されていますのでこちらもお楽しみくださいませ。
私のフランス滞在もそろそろ幕を閉じようとしています。
来週はフランス滞在記をまとめる意味でこの1か月を振り返りたいと思います。
Bonne journée et à très bientôt !
YOKO
今日は皆様を夢の世界へお連れしたいと思います。
友人のレジーヌはまるで魔法使い。
古いもの、とりわけ白い布、レース、刺繍に魅せられて、インテリア雑誌にも取り上げられるおとぎの世界を自宅で再現しています。
私が幸運にも彼女に出会うことができたのは、フランジュールでお勤めしていたおかげです。
フランジュールは当時から南仏の暮らしを伝えることをキーワードにしていたため、私を南仏研修へと送りだしてくれました。
当時、総代理店を任されていたインテリア、フレグランスブランドの「コテ・バスティド」で本場の空気や接客、もちろん商品知識を深めることが目的でした。
このメゾンを生み出した背景を体感することが大切な役割だと理解して向かったことをよく覚えています。
ルールマランは昔も今もリュベロン山脈麓に点在する村の中で、いちばんシックな村です。
ここで過ごしたひと夏は、今振り返ると私のその後の人生に夢色の花を咲かせる種を蒔いてくれていました。
レジーヌは当時、ルールマランでアンティークの布ものを扱うお店を開いていて、私はふらりと立ち寄った通りすがりの客のひとりでした。
この出会いから現在までを全て語ると時間が足りませんので、少しずつお話ししたいと思います。
今日は、私が今お世話になっている、エクスから車で20分ほどの彼女の自宅の様子をお届けいたします。
まず一階のお写真をご覧くださいね。
そして二階にはアトリエがあります。
皆様のため息が私にも聞こえてきます!
もっともっと知りたい方はフランジュールへお出かけくださいませ!
リタイアした後、深い信頼関係を築いているフランジュールのためだけにレジーヌは貴重な白い手仕事を届け続けています。
そうなんです。私がレジーヌに出会ったあと数年を経て、フランジュールはレジーヌのブランド「クジーヌデリラ」の商品を取り扱うようになりました。
数年前にフランジュールのオーナー、木崎清美さんがルールマラン時代のお家に行かれた模様も以下のリンクからご覧いただけます。
次回はその景色を眺めているだけで、心が満たされるお庭の様子をお届けいたします。
Bonne journée et à très bientôt !
YOKO
Bonjour les amis !
今日はある家族と過ごした親密な一日についてお話しさせていただきます。
私がソフィーと出会ったのは今から約20年前のこと。留学先のリヨンの女子寮で一緒に過ごしました。
夏休みに日本に帰国しない私を気にかけて、当時ご両親と妹、弟たちが暮らすノルマンディー地方のシェルブールにある実家に招待してくれたことがきっかけで家族みんなと仲良くなりました。
その後、私は帰国して日本で仕事をはじめ、ソフィーは日本への留学を経てニューヨークで仕事をスタートし、今は現地で結婚してキャリアを重ねながら、二人の男の子のママになっています。
私はソフィーのママ、マリーともお友達の関係を築いているのですが、そのマリーのご両親がエクス・アン・プロヴァンスから車で30分ほどのヴォーグナルグという村で暮らしています。
これまで何度かエクスに滞在した際に、マリーのご両親(=ソフィーのおばあちゃま、おじいちゃま)のお家にもお邪魔したことがありましたし、2017年の夏にソフィーの弟、エティエンヌの結婚式に招かれた時におばあちゃま、おじいちゃまとも再会していました。
その家族全員がおばあちゃま、おじいちゃま宅に集まる貴重な時間に、私にも声をかけてくれて、コロナ禍を経た感激の再会を昨日果たしてきました!
まずは美しいオリーブの木と三本の糸杉が迎えてくれるお家へ到着した場面をご覧下さい。
ちなみに糸杉には訪問者を歓迎する意味が込められています。
フランスのお家は名前がつけられることが多いのですが、このお家には「Bresco 」という名前がついています。
招待客にプレゼントするためのラヴェンダーのサシェにもお家の名前が記されています。
私もいただいたのですが、中身のラヴェンダーはもちろんお庭でとれた自家製でした!
テラスに着くとセザンヌを虜にしたサント・ヴィクトワール山がまるで絵画のように正面に現れます。
こんなにも贅沢な風景を眺めながら、ランチタイムです。
ソフィーの一番下の弟、バンジャマンがメインのチキンのパイ包みを取り分けます。
フランスでは男性がこんな風にサービスします。
バンジャマンがまだ6歳くらいの時に初めて会った時は、ママがお客様の私にばかり気をかけるので私にやきもちを焼いていたことを思い出すと、こんなにも好青年に成長しちゃって感激です!
彼はお料理の先生のママの血をしっかり引いていて、この日はびっくりする美味しさのフィノンシエまで作ってくれていました。
実はバンジャマンのパパがなんでもできる人なのですが、今回はとうとうお庭で採れた果物でソルベまで手作りしていました。
これまでの人生で自家製ソルベをお庭の果物で作る男性と出会ったことがないので、驚きと感激で写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました!
ミラベルと桃のソルベ、もちろんこれまでの人生でいちばんの美味しさでしたよ。
この家族とのストーリーを語り出すと時間がいくらあっても足りません。
続きは9月に行うレクチャーでお話しさせて頂きます。
最後に紹介する画像は家族の名前が刺繍されたナプキンケースです。
日本のお箸箱のように捉えれば良いのでしょうか。
汚れていなければ毎回お洗濯する必要はないので、自分のナプキンがすぐわかる様にフランスの家庭でよく見られる光景です。
来客用には、南仏にゆかりがある言葉が刺繍されていました。
ソフィーの長男のガブリエルは私のお土産の甚平をとても気に入ってくれました。
今日はガブリエル、ソフィー、私の画像で終わらせていただきます。
生きる歓び、プロヴァンスの暮らし、すこしずつ終わりに近づいていますが、もう少しの間素敵な日々をご紹介できると思いますので楽しみにしていてください。
Bonne journée et à très bientôt !
Bonjour les amis !
パリ、ヴィシー、リヨンを経て今回の旅行の最終地のプロヴァンスに到着いたしました。
滞在する街はエクス・アン・プロヴァンス。
オペラやバレエも催され、夏には音楽会が開催されるパリの次に洗練された歴史と文化が息づく街と言っても過言ではありません。
今から20年ほど前に初めてこの街に滞在した時、上品で洗練された人たちが優雅に歩く姿と街並みが調和して「いつか住みたい!」と思ったことをよく覚えています。
旅行で訪れるのと住むのでは判断基準が異なります。
私は自然の中、特に大きな木々に囲まれるのが大好きですし、川のせせらぎや鳥の声を聞くと心から癒されます。
でも、自然だけしかない場所で長く滞在することはできません。
これまでフランスの地方をたくさん旅してきたなかで「住みたい、ここなら住める」と思える場所は実は数少ないのです。
そんな中でここエクスは一番住みたい場所です。
憧れのこの街に、私をフランス文化の深部に導いてくれたラデュレの元上司、サフィアが暮らし始めました。
かけがえのないこの元上司ついては、パリ在住の鈴木春恵さんが素敵なインタビューでプロフィールをまとめてくださっていますので、もしお時間がございましたらご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220217-00282435
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220318-00287070
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220319-00287073
サフィアはフランスで一番洗練されたふたつの街を行ったり来たり、おまけにパリではロダン美術館の真正面のアパルトマン、ここエクスではセザンヌが最期の10年を暮らした歴史的なアパルトマンに暮らしています。
仕事での直接的な関わりはなくなった今でも、私を気にかけてくれて今回のように近くに行けば惜しみなく面倒を見てくれる懐が深い女性です。
そういえば、私が初めてサフィアと出会ったのもヴァカンスの時季でした。
当時サフィアの別荘があったノルマンディーの友人宅で「日本が大好きなパリジェンヌよ」と紹介されたあの日を今でも鮮明に覚えています。
サフィアのエクスのアパルトマンやエクスのおすすめアドレスは、フィガロジャポン元パリ支局長の大村真理子さんが素敵な文章で紹介されていますので、こちらからご覧くださいませ。
https://madamefigaro.jp/paris/220802-safia.html
https://madamefigaro.jp/paris/220803-aix-en-provence.html
フランス流暮らしの美学のお手本のサフィア。
おもてなしの時にも相手の好みをしっかりと受け止めて尊重し、決して自分を押し付けることはありません。
今回は優しいご主人のブルースと、サフィアにとって子供同様のネコちゃんとワンちゃんたちも歓迎してくれました!
8月に10歳になったネコのハーパースの誕生会にも参加させてもらいましたよ。
今日はこれからアンスイスの教会で開催されるクラシック音楽会に連れて行ってくれるようです。
はい、ここではおとなしくサフィアが考えてくれるスケジュールに従うのが一番幸せな方法なのです。
心から信頼していますので。
素顔の南仏の暮らし、次回も楽しみにしていてくださいね。
Bonne journée et à très bientôt !
Bonjour les amis !
夢見心地で過ごしたヴィシーから、留学生活を送った思い出深いリヨンに移動してきました。
ソーヌ川とローヌ川、そして2つの丘に抱かれるように佇むリヨンは、フランス中部に位置するフランス第3の都市で「美食の町」「絹の町」とも呼ばれてます。
私は30歳を過ぎてからそれまで適当に勉強していたフランス語を、基礎から学びたい、フランス文化もきちんと学びたいと思い立ち、大学生活をスタートさせました。
そして、大学最後の1年をリヨンカトリック大学で留学生として過ごしました。
ですから、この町には特別な思い入れがあります。
今回の3年ぶりのフランス滞在を決めた時に、自分がこれまで関わった「フランス」を辿りたいと思いました。そして、そこに登場するのは「場所」ではなく、むしろ「人たち」だと思っていました。
今の私、すなわちフランスと関わり続ける私を作ってくれたのは、紛れもなくフランスで出会い、時を重ねて友情を育んできた友人達だからです。
コロナ禍で余儀なく遮断されてしまった時間を取り戻すように、今、順番に友人達との再会を楽しんでいます。
リヨンは、疫病が流行していた17世紀に、聖母マリアに疫病からリヨンを守ってもらえるよう祈りを捧げ、疫病を退けた逸話がある様に、マリア信仰が深いところです。
町を歩くとあちらこちらに美しいファサードの教会があります。
この街にいると、目に見えない大きな力で守られているように感じるのは、きっとリヨンの歴史とも関係しているのでしょうね。
実際に留学時代に私を助けたミラクルな経験については、また別の機会にお話しできれば幸いです。
次回はお盆休みが終わる頃に、いよいよ最後の滞在場所の南仏からお届けいたします。
皆様もお健やかな夏休みをお過ごしくださいませ。
Bonne journée et à très bientôt !