Bonjour les amis !
皆様はどんな週末を過ごされたでしょうか。
私は、前回のコラムでお伝えした通り、ヴィシーという町で予想を遥かに超える充実した週末を過ごしました。
パリのベルシー駅から電車で3時間で到着したヴィシーは、昨年ユネスコの世界遺産にも登録された温泉保養地です。
いつも私に旅のヒントを与えてくれる友人が、随分前に勧めてくれていた場所で、いつか行きたいと思いながら長い時間が経過していました。
理由のひとつはパリからTGV(日本の新幹線みたいなもの)が出ていないことでしたが、来てみると到着した駅から全て徒歩で回れるサイズの町には、フォトジェニックな場所が溢れていて、とりわけ次から次へと目に前に現れる美しい建築に見惚れてしまい、いったい何枚写真を撮ったでしょうか!
歴史的には、17世紀にセヴィニエ夫人が持病のリューマチの治療のためにこの町に通い、ヴィシーの良さを伝えたおかげで話題になり、有名になっていったそうです。
その後、この町にとって一番重要な歴史的人物、ナポレオン3世が登場します。
ナポレオン3世が深く関わっているのに、皇妃ウージェニーは数日間しか滞在したことがない理由やガブリエル・シャネルはこの町でいったい何をしていたの? などのエピソードも交えながら、大好きになったヴィシーについては9月に実施するフランス文化講座で詳しくお話しいたします。
さて、ヴィシーに出発する前に、パリのディオールの本店横にオープンした「ラ ギャラリー ディオール」に行ってきました。
2017年から18年にかけて開催された「ディオール展」を再編集したような内容の展示は、メゾンの歴史をさらに深く理解できる圧巻のギャラリーでした。
鑑賞後はお隣の本店へ。。。
メゾンのコーナーのディスプレイを見るのが大好きなのでこの日も直行です。
レストランやカフェもできていて、次回のパリではここで必ずランチします!
「美は人を幸福にする」ことを体感し続けているフランス滞在。
皆様がこのコラムを読んでんくださる頃、私はリヨンに移動している予定です。
次回は私が留学生活を送った思い出深いリヨンからお届けいたします。
Bonne journée et à très bientôt !
YOKO