優美な街エクス・アン・プロヴァンス

Bonjour les amis !

パリ、ヴィシー、リヨンを経て今回の旅行の最終地のプロヴァンスに到着いたしました。

滞在する街はエクス・アン・プロヴァンス。

オペラやバレエも催され、夏には音楽会が開催されるパリの次に洗練された歴史と文化が息づく街と言っても過言ではありません。

今から20年ほど前に初めてこの街に滞在した時、上品で洗練された人たちが優雅に歩く姿と街並みが調和して「いつか住みたい!」と思ったことをよく覚えています。

旅行で訪れるのと住むのでは判断基準が異なります。

私は自然の中、特に大きな木々に囲まれるのが大好きですし、川のせせらぎや鳥の声を聞くと心から癒されます。

でも、自然だけしかない場所で長く滞在することはできません。

これまでフランスの地方をたくさん旅してきたなかで「住みたい、ここなら住める」と思える場所は実は数少ないのです。

そんな中でここエクスは一番住みたい場所です。

憧れのこの街に、私をフランス文化の深部に導いてくれたラデュレの元上司、サフィアが暮らし始めました。

かけがえのないこの元上司ついては、パリ在住の鈴木春恵さんが素敵なインタビューでプロフィールをまとめてくださっていますので、もしお時間がございましたらご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220217-00282435

https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220318-00287070

https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20220319-00287073

サフィアはフランスで一番洗練されたふたつの街を行ったり来たり、おまけにパリではロダン美術館の真正面のアパルトマン、ここエクスではセザンヌが最期の10年を暮らした歴史的なアパルトマンに暮らしています。

仕事での直接的な関わりはなくなった今でも、私を気にかけてくれて今回のように近くに行けば惜しみなく面倒を見てくれる懐が深い女性です。

そういえば、私が初めてサフィアと出会ったのもヴァカンスの時季でした。

当時サフィアの別荘があったノルマンディーの友人宅で「日本が大好きなパリジェンヌよ」と紹介されたあの日を今でも鮮明に覚えています。

サフィアのエクスのアパルトマンやエクスのおすすめアドレスは、フィガロジャポン元パリ支局長の大村真理子さんが素敵な文章で紹介されていますので、こちらからご覧くださいませ。

https://madamefigaro.jp/paris/220802-safia.html

https://madamefigaro.jp/paris/220803-aix-en-provence.html

フランス流暮らしの美学のお手本のサフィア。

おもてなしの時にも相手の好みをしっかりと受け止めて尊重し、決して自分を押し付けることはありません。

今回は優しいご主人のブルースと、サフィアにとって子供同様のネコちゃんとワンちゃんたちも歓迎してくれました!

8月に10歳になったネコのハーパースの誕生会にも参加させてもらいましたよ。

今日はこれからアンスイスの教会で開催されるクラシック音楽会に連れて行ってくれるようです。

はい、ここではおとなしくサフィアが考えてくれるスケジュールに従うのが一番幸せな方法なのです。

心から信頼していますので。

素顔の南仏の暮らし、次回も楽しみにしていてくださいね。

Bonne journée et à très bientôt !